2020年11月11日

後任の国防長官はタカ派でなかなかのやり手

内戦、特殊作戦、奇襲戦法に通じた軍人だそうです。

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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和2年(2020)11月11日(水曜日)
        通巻第6694号
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 エスパー国防長官を解任、タカ派で軍事強硬派のミラーが長官代行
  さらにトランプ政権高官が台湾訪問を予定
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 トランプ大統領がエスパー国防長官を電撃的に解任し、当面、クリストファー・ミラーが国防長官代行を務めることになった。
 上院の指名承認はないまま「代行」として1月までに、国防路線を岩盤のように築くのではないか。

 というのも、中国がこの人事に異様な関心を示したからである。
なぜならミラーは特殊部隊出身の軍人、ベテランOBであり、とりわけ奇襲作戦に長けている人物とされるからだ。

 事実上レイムダックとなったトランプ政権は任期内で次の布石を確乎たるものとするため、台湾問題でバイデン率いる民主党の親中派が、近未来に妨害ないしは修正できないように、既成事実の積み上げを急ぐ。

 さらに国務省筋によれば、アバー厚生長官、つづいて九月のクラック国務次官の台湾訪問に引き続き、「大物特使」の台湾派遣が検討されているという。
 現在、米台間の台湾は安全保障が中心課題だが、国務省との協議ではハイテクに焦点が当てられ、突っ込んだ話し合いがもたれたという。

 米台間には「台湾関係法」「台湾旅行法」そして、「TAIPEI法」があるが、議会には「台湾侵略防止法」が提議されている。
 しかしトランプ政権のレイムダック入りにより、後者の法案は見送りになる可能性が強いため、台湾問題の固定化をトランプ政権は急いでいる。
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posted by yamatonoibuki at 15:28| Comment(0) | アメリカ | 更新情報をチェックする
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